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2016年5月

2016年5月30日 (月)

Jim Jams - Dasein (2013)

Jim_jams
以前(といっても6年前になりますが・・・)紹介したウクライナのModern Metal / MetalcoreバンドJim Jamsが2013年に3rdアルバム”Dasein”をリリースしていたので紹介します。

Dasein_2

1stアルバムのSerdceは知的なニュアンスを感じさせるNu Metal / Heavy Rock的なサウンドを聞かせてきましたが、4年間が経ちさらに偏差値が高まったDjentサウンドになっていました。

アルバムジャケットも最近のFPSみたいでクールです。ちなみにタイトルのDaseinというのは英語で言うExistenceに該当する言葉のようで、こういう概念とか抽象的な単語を連発するインテリゲンチャみたいなセンスは好きです(笑)

肝心の音楽性ですが、ミドルテンポメインの知的なDjentで、Metalcore由来の攻撃的なヴォーカルやヘヴィなギターサウンドは健在なのですが、冷徹なサウンドプロダクションを活かした無機質感が特徴です。クリーンも上手くなり、曲によっては女性Voクリーンをフィーチャリングしているようで、経験を積んだ結果着実に彼らが表現したい世界観に近づいているような気がします。

インダストリアルとは少し距離がありますが、知的なインテリが奏でる冷ややかでクールな音楽が好きな人はお勧めできます。

Bandcampページで全曲ストリーミング再生できます。購入は1$から。
http://jimjams.bandcamp.com/

Facebook: https://www.facebook.com/jimjamsband/timeline

最後の更新が2013年で止まっているので現在活動しているかどうかは不明なのが気になります。

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Lustknot. - 其れは名も無き同志に捧ぐたった一つの賛美歌 (2012)

Photo

01. 其れは名も無き同志に捧ぐたった一つの賛美歌
02. MADNESS GHOST

名古屋出身のヴィジュアル系バンドLustknot.が2012年にDouble River Recordよりリリースした4thシングル。

結成は2011年と若手のバンドだが、Vo幸の病が原因で2014年に無期限の活動休止を発表した。

音楽性は洋楽メタルコア/メロデスに影響を受けたラウド系なのだが、他のバンドにはないメロディセンスを感じますね。クリーン歌唱からスクリーム~グロウル~ガテラルまで使い分ける技術のあるVo、シンプルながらも手数の多い器用なドラム、ヘヴィな演奏をメインとしつつバックで叙情系のメロディを奏でるギターと良質な新人バンドだったと思います。

#1は特に叙情的な曲でモダンな音作りで聴かせるクールな質感、キャッチーなヴォーカルメロディーが特徴で、とりあえずマイナーコードで聴かせる安直な暗さに陥らずに高いクオリティを誇っている。ドラムもガチャガチャしてなくてカッチリとした音作りで聴いていて気持ちがいい。

#2はドラムとベースのリズム隊によるソロから始まるヘヴィな曲で、キャッチーなメロディでありながら攻めのパートがミニマム的に繰り返される。ノリやすい雰囲気の曲でライヴ映えしそう。リズム隊のセンスがいいので退屈にならず聴いていられる。

結成から僅か3年での活動休止が惜しまれる、ダークさとヴィジュアル系らしい華麗なメロディセンスを両立していた良きバンドでした。他の作品も手に入り次第レビューします。

#1


敢えて見えずらい加工を施したモノクロームのMVもクール。

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2016年5月27日 (金)

INORAN - Hide and Seek (2011)

Hide_and_sekk

01. Hide and Seek
02. One Big Blue
03. Santa Ana Afternoons (通常盤のみ収録)

LUNA SEAのギタリストINORANのソロプロジェクト、2011年にキングレコードからリリースした5枚目のシングル。FEEDERのベーシストTAKA HIROSEとの共作が話題となった。

INORANのソロは1stアルバムの「想」しか聴いたことがなかったから、静寂なサウンドとイノらしいアルペジオが奏でられるようなものを想像していたんだけど、本作はバンドサウンドを全面に押し出したロックナンバー。

ギタリストのソロって技巧主義というかテクニカルでマニア向けというイメージがあるけど、シンプルなハードロックで聴き手を選ばない懐の広さがある。でもさすがINORAN、3分足らずの曲にカッコいいギターフレーズを詰め込んでいる。特段テクニカルに感じないけど、とにかく作曲のセンスがいんだろうな。同じLUNA SEAのSUGIZOのソロはとても実験的で、完成度の高さに驚愕してしまったけど、INORANのソロはなんというかとっても自然体で、赴くままにって言葉がしっくりくる。

LUNA SEAの時はリズムギターを寡黙に奏でて、儚げなアルペジオを弾いたり、どちらかというと静かで大人しいイメージがあったんだけどこういうドライヴ感のあるHRをやってみたかったんだな。歌も全曲英詩なので、軽快なBGMとしてもいいと思う。

#1は、下のMVを見てもらうとイメージが付きやすいと思う。INORAN以外のメンバーは外国人女性で、セクシーな声で時折コーラスにも参加する。カバージャケットと通ずるモノトーンで色気のある世界観。演奏シーンがメインの王道MVだけどINORANの飾らない渋みのあるカッコよさがわかると思うので是非見てほしい。

#3のSanta Anaはカリフォルニアの地名かな。機械加工気味のVoと、少しミドルテンポ気味で、カリフォルニアってカラッとしてて太陽がまぶしい景色を想像してしまうけど、そんな強烈な日差しを手で隠すような、夕方4時ごろの一日が終わりかける切なさをちょっぴり感じる曲。地味に一番この曲が好きかも。

#1 Hide and Seek




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2016年5月 5日 (木)

SCREW - Teardrop (2013)

Teardrop_c

01. Teardrop
02. Blood Sucking Freak
03. ANIMA

SCREWが2013年にリリースしたメジャー第2弾シングル。
私が持っているのは通常盤で、#3が収録されている。初回限定Aは#1のMVとそのMaking、2012年10月にTsutaya O-WESTで行われたライヴ映像(XANADU)が、初回限定Bには同じく同日程ライヴのドキュメントがDVDとして収録されている。

#1は、バンド初となる所謂バラード。the GazettEでいうPLEDGEとかそういう感じのメジャー感のある切ない曲です。

#2は、デジタル色の強いパーティーチューンで、これ以降発売されるシングル"CAVALCADE","FUGLY"に近い。サビのメロディが異常にキャッチーでただのチャラい曲に終わらない憎めない1曲。

#3は通常盤のみ収録。ターンテーブルのスクラッチ音のイントロからまたサイバー系の曲かと思いきや、バンドサウンドをメインとしたダーク系の曲。ボーカルも機械加工したり常に囁くような感じでハードなパートでは咆哮系の声を使っている。インダストリアル由来の無機質さ、冷たさが押し出された曲ですね。途中の攻めるパートはカッコいい。

メジャーにいくとバラードが求められるのは避けられぬ宿命なんでしょうかね。元来ダークでラウドな曲をメインにしていた彼らにはバラードは慣れていない感じが否めませんでした。

デジタル期のSCREWが好きならカップリングの#2はお勧めです。Black Gene for the Next Themeみたいな一時流行ったトランスコア系V系が好きな人は聴いてみていいと思います。個人的には#3のANIMAが渋めでかっこいいなと思ってるけど。

おまけでVoの鋲とPenicillinのHAKUEIの対談が記事になってたのでリンク貼っときます。
http://natalie.mu/music/pp/screw

#1 Teardrop


#2 Blood Sucking Freak


#3 ANIMA




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2016年5月 3日 (火)

SCREW - Cursed Hurricane (2010)

Cursed_hurricane_b

01. Cursed Hurricane
02. 小夜啼鳥
03. Dainsleif

昨晩から引き続きSCREW特集。硬派なメタラー諸氏はしばらく我慢してくれ。
今日紹介するCursed Hurricaneはインディーズ8枚目のシングルで、前任ベーシストのゆうとが脱退して後任のルイが加入して初の音源。初期のSCREWについてはあまり知らないんだけど、ネットを見てる限りゆうとの方が作曲センスも良くて人気があったみたいですね。

V系らしいあくどい商法で今回も3タイプの販売です。#1、#2は共通で、初回限定盤AはCursed HurricaneのMVが収録、僕が持っている初回限定盤Bは#3Dainsleifが、通常盤はJELLYFISHという曲が収録されています。

表題曲#1は、キャッチーな歌モノ。覚えやすい英詞と日本語詞を織り交ぜたサビは1度聴けば耳に馴染む。それでいて全体的にメロディアスでヘヴィすぎず聴きやすい1曲。ドラムの音が少し軽いのが気になるけど。

c/wの#2は繊細なメロディが光るロックバラード。個人的にSCREWのギターのメロディセンスが結構好きで、派手ではないけど切ないメロディが満載で実際ハードな曲よりもこういう曲の方が良さが活かせてるのになぁと思う。

そもそも小夜啼鳥というのはアンデルセンの童話の作品名だそうな。

ーあらすじー

中国の皇帝の住む御殿と御苑はとてもきらびやかでぜいたくなものであった。世界中の国から旅行者が中国の都にやってきて、だれもがその御殿や御苑に感心したが、その中でも御苑の林に住むさよなきどりの声がいちばん素晴らしいと皆が賞賛し、その声は書物を通じて皇帝の耳に入るようになった。しかし皇帝自身はさよなきどりを知らず、家来にさよなきどりを探させる。

家来の求めに応じて宮中に赴いたさよなきどりはその美しい鳴き声で皇帝を感動させ宮中にとどまるが、ある日、日本の皇帝から細工物のさよなきどりが贈られる。宝石で飾られた美しい細工物のさよなきどりは疲れることを知らず同じ節で美しい鳴き声を奏で、いつしか本物のさよなきどりはいなくなってしまう。しかし、皆は常に同じ節で鳴く細工物のさよなきどりで満足し誰もがその節を覚えてしまう。

それから五年がたち、皇帝は重い病にかかる。皇帝はすでに死神に魅入られており、皇帝は細工物のさよなきどりの声を求めるがねじを巻くものは誰もいなかった。そこに本物のさよなきどりがやってきて鳴き声を聞かせる。死神はさよなきどりの美しい声を聞くと消えてしまい、皇帝は死の淵から復活する。

物語のあらすじを知ってから歌詞を読むと世界観を理解しやすいと思います。

#3はc/wらしくラウド系の曲。ニューメタル/メタルコア由来の縦ノリリズム、グロウルからシャウトまで使い分ける咆哮系ボーカル、ハードな緊張感を醸し出すメロディ・・・前年にリリースされたアルバム”X-RAYS”はこの手の曲で埋め尽くされていたし、元々こういう路線をやりたかったのは分かるけどどうも似たような曲が多いんだよな。同じラウド路線でもギターの音作りを変えてみるとか工夫があればまだ違った印象を持ったのかもしれないけど。

ちなみにタイトルのDainsleifというのは北欧の伝承に登場する魔剣の一つらしいです。1度鞘から抜くと誰かを死に追いやるまで鞘に収まることはないそうな。歌詞もかなりハードなので、圧倒的にダークな世界観が好きな人は読んでみてください。

最近歳を食ってきたのかヘヴィな曲をずっと聞き続けると耳が疲れるし飽きてしまう。そしてラウドV系バンドが量産された2000年代後半以降のシーン情勢を踏まえると、#1,#2のようなギターメロディがもっと活かせるメロディアス路線で一貫させていけば個性が活かせたかもなぁと今更になって思います。今度記事にしますけど、先ほどのX-RAYSにしても評判が良かったナンバーは結局ヘヴィだけどギターによる美旋律と柔らかいヴォーカルが特徴的だった揺籠だったし。自分たちの、やりたいことと得意なことってなかなか一致しないものだなぁと思ったところで締めとさせていただきます。

お勧めはやはり#2の小夜啼鳥!

#1 Cursed Hurricane


#2 小夜啼鳥


#3 Dainsleif


通常盤に収録のJELLYFISH。こちらもハード路線の曲。



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2016年5月 2日 (月)

SCREW - DEEP SIX (2011)

01

01. DEEP SIX
02. a serial killer

2006年に結成されたPS COMPANY所属のV系バンドSCREWが2011年にリリースした10thシングル。つい先ほど2016年11月1日をもって解散することが発表されたので、記事に取り上げてみました。結成3年目の2009年にフィンランドでのイベントに出演するなど海外での知名度もあり、2012年にはメジャーデビューをも果たしていただけに残念です。

僕は初回限定盤TYPE-Aを持っています。こちらはDEEP SIXのMVのDVDが付いています。同じく初回限定盤のTYPE-BはMind Candyが、通常盤のTYPE-CはTRANCEがボーナストラックとして収録されています。

メンバーは鋲(Vo)、和己(G)、マナブ(G)、ルイ(Ba)、ジン(Dr)。2014年の年末にルイが脱退するまでこのメンバーで活動を続けていました。

#1のDEEP SIXは、彼らの代表曲で、ライブでも頻繁に演奏されていました。
ラウド系バンドとして出発した彼らにしては珍しくクリーン歌唱のみの楽曲になっています。演奏自体はSLIPKNOTに影響を受けたであろうヘヴィなサウンドなのですが、キャッチーなコーラスが印象的な曲です。

ちなみに、メインコンポーザーであるドラマーのジンが影響を受けたアルバムベスト3を挙げるというインタビューを読んだのですが、SLIPKNOTのIOWAを挙げていました。また、後述しますがエレクトロ要素はPerfume、ひいては中田ヤスタカ氏が好きなようです。
(参照:http://rankingbox.jp/article/647)

#2のa serial killerは、シングルカットされた#1よりSCREWらしさが凝縮された曲だと思います。
ヘヴィなラウドサウンドに、鳴り響くエレクトロサウンドが絡み合いV系らしい厭らしさというセクシーさが全面に押し出された感じです。おもえばこの曲あたりからメジャー2ndシングルのTeardropのc/wであるBlood Sucking Freakとかそれに続くCAVALCADE、FUGLYとエレクトロ/ダブステップを核にしたスタイルの変更の前兆と考えることもできます。

02

これはCDのブックレットのスキャンですが、紫をテーマカラーとしていた彼らはこういう派手で艶やかな世界観を表現したかったのかもしれません。

2曲ともSCREWらしさが詰まった曲で、ファンは間違いなく買いです。ですが、これも彼ららしいところなのですがコーラスメロディーが少し弱いのでなかなか新規の人を掴みにくいと思ってます。元ネタになったSLIPKNOTやX、それに影響を受けたDIR EN GREY等のラウド系の先輩たちとも異なる、、ある意味個性的だったのかもしれない(笑)

#1 DEEP SIX

個人的にはc/wの#2 a serial killerの方がおすすめです。古めのライヴ動画のみがyoutubeにありました。音源だともっとエレクトロが強調されていたり、ヴォーカルも機械加工されていて少しインダストリアルちっくな無機質感があって好きだった。。








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